去る令和6年10月28日(月)、令和6年度町会長研修会(日赤岩見沢市地区日赤協賛委員研修会)を、岩見沢広域総合福祉センターにおいて開催しました。
研修会の冒頭に、長年にわたり町会長としてご尽力され、この度退任された方、そして10年間以上継続して在任されている町会長へ、松野市長より感謝状が贈呈されました。
また、市民や町会・自治会を取り巻く諸問題などの改善に向け、4点の要望事項について、令和7年度予算に組み入れることを求め、米内山会長から松野市長に要望書を直接渡しました。
研修会のテーマは「町会活動について」と題し、旭川市立大学 保健福祉部コミュニティ福祉学科 教授 大野 剛志 様を迎え実施しました。
講演では、町会加入率の低下と高齢化の二つの問題に町会活動が直面しており、これが進行してしまうと活動が停滞し地域コミュニティの存続そのものが危ぶまれてしまうことに触れ、解決する方法についてお話していただきました。
また、今後は「命を守る防災」と「住民共通の生活課題の解決」が町会活動の主軸になると考えられるため、顔が見える関係性をつくる「地域コミュニティづくり」が大切であり、座談会等により「足元」の地域について共通理解をしておくことが重要になるとの助言もいただきました。
本研修会は、今後の町会活動について考えるヒントをたくさんいただき、町会活動を推進する町会長にとって有益なものとなりました。